妊娠中・産後の骨盤ケア

妊娠中・産後の骨盤ケアは、妊娠中から産後の『健診』の役割を果たすものと考えています。骨盤ケアを通じて、子供の命を守る妊産婦を守ります。

・助産師がお子さまをお預かりいたします。
・ご家族(旦那さま・お子さま)や、ご両親もご予約頂けます。

妊産婦骨盤ケア内容

各々の週数や月齢、状況に合わせて骨盤健診・手技・鍼灸治療を行います。

骨盤健診

  • 症状の原因を明確にする筋骨格や関節、神経などの【徒手検査】を行い、骨盤から中心に立位姿勢、坐位姿勢、寝姿勢など身体のバランスを評価します。
  • 各々の状態に合わせた抱っこ、授乳、おむつ替え、抱き上げ・下ろし、歩行、就寝時の姿勢や身体の使い方をお伝えします。

手技・鍼灸治療

  • 骨盤健診を行い必要な方やご希望される方に症状改善や予防のため手技・鍼灸治療を行います。

他施設との提携

文京区八千代助産院おとわバース

文京区八千代助産院おとわバース(https://otowa-birth.jp/)と提携し、助産院内で出産される妊婦や産褥入院中の方、外来での【妊産婦骨盤健診】を行っています。

【妊産婦骨盤健診】の目的は、
①腰痛・恥骨痛・腱鞘炎・尿もれなどの原因、何故起きたかを明確にすること
②現在の状態を評価してリスク管理をすること
③立位、歩行、デスクワーク時などでの身体の使い方
をお伝えすることです。

助産院での出産は、経腟分娩になります。妊婦骨盤健診では、仰臥位・側臥位でのニュートラルポジション、筋肉への意識や呼吸法、骨盤から脊柱を和らげる体操などをあわせてお伝えしています。
妊婦骨盤健診は、お産に向け、【妊婦健診】のタイミングと合わせて20週と30週を目安に行っています。予測できることに対しての準備を妊娠中から始めていきましょう。妊婦の状態を助産師と共有し連携しながら行います。

出産後は、授乳や沐浴、離乳食、保育園、自分の社会復帰など、様々なことを考えることが予想されます。自身の身体と向き合う時間の余裕が中々もてなくなる中で、妊娠中から自分の身体と向き合うことで産後におこりうるトラブルの予防をして、少しでも負担を減らすことが必要と考えています。
妊娠中から『骨盤健診』を行い、明確な指標をもち意識して過ごせることが非常に重要です。

骨盤ケアの一つとして、妊娠中から多職種で連携して【妊婦骨盤健診】を行うことは、非常に重要です。

飯田橋ホテルメトロポリタンエドモント 産後ケアホテル『Mamma Levata ママ レヴァータ』

昨年11月にオープンした飯田橋ホテルメトロポリタンエドモント産後ケアホテル『ママレヴァータ』(https://mamma-levata.com/)で、「妊産婦骨盤健診」「産後パパ骨盤健診」「手技・鍼灸治療」「ワークショップ」を行なっています。

子供の命を守る妊産婦(家族)を守ることが骨盤ケアの役割と考えています。

臨床の中で日々感じるのは、”手あて”をきっかけとしてケアをすすめていくと、「妊産婦の心の様子』が大きく変化していくことです。

産後パパにも、『骨盤健診』を通じて妊娠、出産、産後、育児においての妊産婦の身体の様子や心の変化、現状をもっと知っていただきたいと考えています!
今後も産後パパの『骨盤健診』『ワークショップ』からも骨盤ケアの重要性をお伝えしていきます。

ご予約

完全予約制です。ご予約は、メールまたはお電話で承ります。
助産師がお子さまをお預かりします。お気軽にお問い合わせください。